「残された家族に負担をかけたくない」「特定の財産を特定の人に渡したい」「事業を承継させたい」—。遺言書は、ご自身の最終的な意思を明確に伝え、ご家族間の争いを未然に防ぐための最も有効な手段です。しかし、法律で定められた厳格な形式に従わないと無効になってしまったり、かえってトラブルの原因になるケースも少なくありません。
当事務所では、お客様の現在の財産状況(不動産、預貯金、株式など)や、ご家族構成、そして「誰に何をどのように遺したいか」という具体的なご希望を丁寧にヒアリングします。その上で、法的に有効で、かつお客様のご意向に最も適した遺言書の形式(自筆証書遺言、公正証書遺言など)をご提案します。
具体的には、以下のようなサポートを提供いたします。
1.遺言内容の具体化と法的有効性の確認: お客様の希望が法的に実現可能か、将来的な紛争のリスクはないかなどを検討し、具体的な遺言内容を固めます。
2.遺言書の文案作成: 専門的な知識に基づき、誤解なく、かつ法的に有効な遺言書の文案を作成します。
3.必要書類の収集代行: 戸籍謄本や不動産の登記事項証明書など、遺言書作成に必要な各種書類の収集を代行します。
4.公正証書遺言作成サポート: 公証役場との事前打ち合わせや、証人(弊所でも手配可能)の立ち会いなど、公正証書遺言作成を全面的にサポートします。
5.遺言執行者指定の相談: 遺言内容を確実に実現するための遺言執行者の指定についてもアドバイスいたします。
遺言書を作成することで、ご自身の意思が尊重され、ご家族間の不要な争いを回避し、スムーズな相続を実現することが可能になります。
大切な方が亡くなられた後、残されたご家族には、故人の遺志を尊重し、様々な相続手続きを進める必要があります。しかし、どこから手を付けて良いか分からない、仕事や家事で忙しく時間がない、といったお声を多く聞きます。戸籍謄本の収集、相続人の特定、遺産分割協議書の作成、預貯金や不動産の名義変更、相続税の申告準備など、多岐にわたる複雑な手続きは、精神的な負担も大きいものです。
当事務所では、これらの煩雑な相続手続きにおいて、お客様の状況に合わせたきめ細やかなサポートを提供し、ご家族の皆様の負担を軽減いたします。
具体的には、以下のようなサービスを提供しております。
1.相続人調査・相続関係説明図作成: 複雑な戸籍謄本を収集し、誰が相続人であるかを正確に特定。相続関係を明確にする「相続関係説明図」を作成します。
2.相続財産調査・財産目録作成: 不動産、預貯金、株式、有価証券などのプラスの財産から、借入金などのマイナスの財産まで、故人の全財産を調査し、一覧にした「財産目録」を作成します。
3.遺産分割協議書の作成支援: 相続人全員での話し合い(遺産分割協議)がまとまった際、その内容を法的に有効な書面にする「遺産分割協議書」の作成をサポートします。
4.金融機関での預貯金解約・名義変更サポート: 銀行や証券会社での故人名義の預貯金口座の解約や、相続人への名義変更手続きを代行します。
5.不動産の名義変更サポート: 故人名義の不動産を相続人名義に変更する登記手続き(提携司法書士を紹介)をサポートします。
6.相続税申告に向けた税理士との連携: 相続税の申告が必要な場合、提携の税理士を紹介し、スムーズな申告を支援します。